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RYU ROAD 2008 ‘The blue sky is always connected to you’ 20080204
二年振りに東京に大雪が降る。
僕らは明け方、ずっとその雪を眺めていた。
何年経っても
ふたり 寄り添いながら・・・

彼女との出会いはそう何十年前の大雪の日だ。
当時、僕はコンピューター関係の専門学生で、
彼女は、栄養士の学校に通う学生だった。

‘武蔵境’で、飲食店でバイトしている僕は
学校が終わると夜9時まで働いていた。
彼女の方は、近くの雑居路にある花屋でバイトをしていた。
その花屋の前を通ると
彼女が花に囲まれている姿が眩しかったのを覚えている。


その日は、朝から雪が降るぞという寒さ
予報でも大雪マークの日だった。
バイトが終わる頃、本格的に雪が降ってきた。
今もそうだが傘を持ち合わさない僕は
駅までびしょびしょのまま
急ぎ駅まで走っていった。

ホームは混雑していたのを覚えている。
しばらくしても電車が来ず
苛立ちを隠せず、駅の端の方に行くと
彼女が立っていた。

しばらくすると目と目が合った。

話しかけてきたのは彼女の方だった。

『店(花屋)の前を良く通りますよね?』

『近くでバイトをしているんだ』

それから打ち解けるように
色んな話をした。
趣味、学校の事、テレビの話題、家族、友人
昔の恋の話など
時間や寒さを忘れて・・・・・・

そして、電車が走り始めた頃

もう、ふたり ‘手を繋ぎ合っていた’


もし、あの日、雪が
大雪が東京に降らず、電車が止まらなければ
どうなっていただろう?
互いは互いを知らずに、
どこかで別々の人生を歩んでいたのかな?

そう思うと、大雪がふたりの運命を
何かの力に引っ張られながら
呼び込んでくれたのかも知れない。


雪がどんどん積もってゆく
今日も明日も ふたりには 何も変わらず
白い銀世界が広がってゆく

ほら、雪のワルツを踊りながら

『今も君に恋している』